bZ4Xツーリングの燃費(電費)は?気になる航続距離や電気代を解説
BEVbZ4Xツーリング
2026/04/17

電気自動車への乗り換えを検討する中で、bZ4Xツーリングの燃費や維持費が気になっている方も多いのではないでしょうか。
ガソリン車とは異なる指標が使われるため、日々のコストがイメージしづらいと感じる方は多くいらっしゃいます。

この記事では、bZ4Xツーリングの燃費にあたる「電費」や、航続距離、充電にかかる時間について詳しく解説します。
最後までお読みいただくと、ご自身のライフスタイルに合わせたリアルな維持費がわかり、安心して購入を検討できるようになります。

bZ4Xツーリングの燃費(電費)とは?

電気自動車であるbZ4Xツーリングのエネルギー効率を理解するためには、独自の指標を知る必要があります。
ガソリン車の感覚のままでは、正確な維持費を把握することが難しいためです。

【関連記事】bZ4Xの燃費(電費)は良い?航続距離や充電時間、維持費を徹底解説!

消費電力を示す指標である

ガソリン車では1リットルで何km走れるかを示す「燃費」が使われますが、電気自動車では「電費」という言葉を使います。
具体的には、1km走るために何ワットアワー(Wh)の電力が必要かを示す「Wh/km(1kmあたりの電力消費量)」が一般的です。

つまり、数値が小さいほど少ない電力で長く走れるため、エネルギー効率が良いということになります。
この指標を理解することが、電気自動車選びの第一歩です。

項目 ガソリン車の燃費 電気自動車の電費
指標の名称 燃料消費率(燃費)と呼ばれる 交流電力量消費率(電費)と呼ばれる
一般的な単位 km/L(1Lあたりの走行距離) Wh/km(1kmあたりの電力消費量)
性能の良さ 数値が大きいほど良い 数値が小さいほど良い

 

優れたカタログ値を誇る

bZ4Xツーリングは、最新の技術を取り入れることで、非常に優れた電費性能を実現しており、日常使いでの電力消費を抑えやすい設計になっています。

結果として、毎月の電気代を安く抑えることにつながります。

実用的な航続距離を持つ

bZ4Xツーリングは、一度の満充電で走れる距離が非常に長く、実用性に優れています。
WLTCモード・2WDでは航続距離が700kmを超えており、長距離の移動も安心です。

例えば、東京から大阪までの約500kmの道のりを、途中の充電なしで走り切ることも十分可能な性能を持っています。

つまり、日常の買い物から休日のロングドライブまで、充電の不安を感じることなく楽しむことができるのです。

bZ4Xツーリングの充電時間と方法は?

電気自動車を快適に使うためには、充電の仕組みを正しく把握しておくことが欠かせません。
使い方に合わせて充電方法を使い分けることで、時間を有効に活用できるからです。

基本は自宅での普通充電

日々の充電は、自宅に設置した専用コンセントでおこなう普通充電が基本となります。
夜間に車を停めている間に充電ケーブルを挿しておくだけで、翌朝にはしっかりと電力が蓄えられているためです。

例えば、出力6kW(キロワット)の普通充電器を使用した場合、空の状態からでも約10~13時間程度で満充電にすることができます。

睡眠時間を活用して充電を済ませることで、ガソリンスタンドへ行く手間を完全に省くことができます。

充電器の種類 出力の目安 満充電までの時間の目安
200Vコンセント 3kW 約23時間
200Vコンセント 6kW 約13時間

■時間は理論値で試算。■バッテリー温度が約25℃の場合、駆動用電池充電警告灯が点灯した時点からの充電時間。普通充電ケーブルを用いた場合は、約3kW(200V)の充電となります。約6kWで充電を行う場合は、電流上限が30A以上の普通充電器(スタンド)が必要になります。■駆動用電池充電警告灯の点灯から満充電までのおおよその時間。

急ぐ場合は急速充電を利用

外出先での長距離ドライブ中には、短時間で電力を補給できる急速充電が役立ちます。
高速道路のサービスエリアや大型商業施設などに設置されており、買い物のついでに充電ができるためです。

例えば、90kW出力の急速充電器を使用すれば、約40分※でバッテリー残量を10%から80%付近まで回復させることができます。

※時間は理論値で試算。バッテリー温度が約25℃の場合、駆動用電池充電警告灯が点灯した時点からの充電時間。急速充電器(スタンド)が複数台同時充電する場合など、出力抑制され充電時間が長くなる場合があります。

長距離移動の休憩時間を利用すれば、移動の計画を崩すことなくスムーズに走り続けることができます。

bZ4Xツーリングの維持費(電気代)は?

電気自動車の最大のメリットは、日々のランニングコストを抑えやすい点にあります。
ガソリン代と比較して、電気代は走行距離あたりの単価が安くなる傾向があるからです。

自宅充電における電気代

自宅で充電を行った場合、1km走るためのコストは非常に安く抑えられます。
家庭用の電気料金プランは、夜間の単価が安く設定されていることが多いためです。

例えば、1kWh(キロワットアワー)あたり31円と仮定し、電気自動車の電費を約111Wh/kmとして計算すると、1kmあたりの電気代は約3.4円になります。

つまり、月に1,000km走ったとしても、電気代は約3,400円程度で済む計算になります。

ガソリン代より安く済む

電気自動車の維持費は、一般的なガソリン車と比べて大幅に節約することができます。
エネルギーの変換効率が高く、電力の単価がガソリン価格よりも安定しているためです。

例えば、燃費が15km/Lのガソリン車で月に1,000km走る場合、ガソリン価格が160円であれば約10,600円かかります。
自宅充電の電気自動車と比較すると、毎月数千円、年間で数万円の差額が生まれ、家計に大きく貢献します。

車両のタイプ 月間1,000km走行時のコスト目安 年間1万2000km走行時のコスト目安
一般的なガソリン車

(15km/L・160円/L)

約1万600円 約12万7200円
一般的な電気自動車

(自宅充電想定)

約3,400円 約4万800円
コストの差額 約7200円の節約 約8万6400円の節約

電費を悪化させる原因と対策は?

電気自動車の電費は、運転の仕方や季節によって大きく変動する特性を持っています。
この特性を理解し、適切な対策をおこなうことで、航続距離をさらに伸ばすことができます。

エアコンの使用を控える

電気自動車において、電費を最も悪化させる原因の一つがエアコンの使用です。
エンジンの排熱を利用できないため、暖房を使用する際に大量の電力を消費してしまうからです。

シートヒーターやステアリングヒーターを優先して使用することで、電力消費を抑えながら快適に過ごすことができます。

空調設備の種類 電力消費の大きさ 電費への影響と対策
暖房(車内全体のヒーター) 非常に大きい 電費が大幅に悪化するため設定温度を控えめに
冷房(クーラー) 中程度 暖房ほどではないが消費するため日よけなどで対策
シートヒーターなど 小さい 直接体を温めるため消費電力が少なく積極的に活用

 

回生ブレーキを活用する

走行中の電費を向上させるためには、回生ブレーキを上手に使うことが重要です。
減速時の運動エネルギーを電気に変換してバッテリーに戻すことができるからです。

例えば、下り坂や信号の多い市街地では、アクセルペダルを優しく戻すことで、ブレーキパッドを使わずに車を減速させながら充電を行えます。

これによって無駄なエネルギーの放出を防ぎ、一回の充電で走れる距離を確実に伸ばすことができます。

走行シーン 回生ブレーキの働き 電費改善のポイント
市街地でのストップアンドゴー 頻繁に作動して電力を細かく回収 フットブレーキを踏む前にアクセルを緩めて減速
長い下り坂 継続的に強力な電力を回収し続ける 回生ブレーキの強さを設定できる場合は強めに設定
高速道路での一定速度での巡航 ほとんど作動せず電力の回収は少ない 前方車両との車間距離を保ち無駄な加減速を避ける

bZ4Xツーリングの走行性能の魅力は?

bZ4Xツーリングは、環境に優しいだけでなく、車としての走る楽しさも兼ね備えています。
電気自動車専用に作られた骨格が、これまでにない走行フィーリングを実現しているからです。

eAxleで力強く加速する

bZ4Xツーリングは、発進した瞬間から驚くほど力強くスムーズな加速を体験できます。
モーターとギアを一体化させた「eAxle(イーアクスル)」という最新の駆動ユニットを搭載しているためです。

例えば、高速道路の合流や坂道での追い越しなどでも、アクセルを踏んだ瞬間に必要なパワーが即座にタイヤへ伝わります。
ガソリン車特有のギアチェンジによるタイムラグがなく、ドライバーの意図に忠実な走りを実現しています。

駆動システムの特徴 ガソリン車の場合 eAxleのメリット
モーターによる即時トルク発生 エンジンの回転数が上がるのを待つ必要がある 踏んだ瞬間に力強く加速するため合流が非常にラクになる
ギアチェンジのないシームレスな加速 変速時にわずかなショックやもたつきがある スムーズに速度が上がるため同乗者が車酔いしにくい
eAxleによるコンパクト化と高効率化 複数の部品が分かれており重量が重くなりやすい 効率よく電力を運動エネルギーに変えるため電費も良くなる

 

低重心で安定して走れる

カーブを曲がる際や高速道路を走る際、bZ4Xツーリングは地面に吸い付くような安定感を発揮します。
重たいバッテリーパックを車体の床下に敷き詰めることで、極めて低い重心を実現しているからです。

例えば、山道の連続するカーブを走る際にも、車体が左右に大きく傾くことがなく、同乗者も安心して乗っていられます。

SUVという背の高い車でありながら、スポーツカーのような安定感のある走りを楽しめるのが大きな魅力です。

bZ4Xツーリングの燃費(電費)のまとめ

この記事の要点をまとめます。

・燃費ではなく電費(Wh/km)という独自の指標で性能を評価する

・カタログ値の航続距離は700km(2WD)を超えロングドライブでも安心

・自宅の普通充電を活用すればガソリン車より大幅に維持費がかからない

・エアコンの調整や回生ブレーキの活用でさらに電費は向上する

電気自動車ならではの特性を理解すれば、bZ4Xツーリングは非常に経済的で頼もしいパートナーとなります。

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