TEEMOとは?月額基本料0円で予約も!トヨタの新EV充電サービスを解説
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BEVPHEV電動車
2026/02/03

電気自動車(BEV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に乗っていると、「毎月の充電会員費が無駄になっている気がする」「充電スポットに行ったら先客がいて待たされた」といった悩みを抱えることはありませんか?

これまでの充電サービスは定額制が主流で、あまり乗らない月でも固定費がかかることが一般的でした。

この記事では、そんなEVオーナーの悩みを解消するためにトヨタ自動車が開始した新サービス「TEEMO(ティーモ)」について解説します。

基本料金0円という画期的な料金体系や、充電器を「予約」できる便利な機能など、EVライフを快適にする仕組みを詳しく見ていきましょう。
読み終わる頃には、自分にとってTEEMOがお得かどうかがハッキリ分かるはずです。

TEEMO(ティーモ)とはどのようなサービスか?

TEEMO(ティーモ)は、2025年10月にトヨタ自動車が提供を開始した、新しいBEV・PHEV向けの充電サービスです。
「Electrical Emotional Mobility」などの意味が込められたこのサービスは、従来の充電インフラに対する不満を解消するために設計されました。

最大の特徴は、ユーザーが実際に充電した分だけを支払う「従量課金制」を採用している点です。

【関連記事】トヨタが取り扱っているEV(電動車)を紹介!補助金や選び方も徹底解説

トヨタが提供する基本料無料のEV充電サービス

これまでのEV充電カードの多くは、月額数千円の基本料金を支払うことで充電単価が安くなる仕組みでした。
しかしTEEMOは、「月額基本料金0円」を標準としています。
入会費もかかりません。

週末しか車に乗らない方や、普段は自宅充電がメインで外出先での充電は緊急時のみという方にとって、使わない月も固定費がかかるのは大きなストレスでした。
TEEMOなら、全く使わなかった月の支払いは0円です。

携帯電話のプランのように、自分のライフスタイルに合わせて無駄なく利用できるのが、このサービスの最大のコンセプトです。

トヨタ車以外のEVオーナーも利用可能

「トヨタのサービスだから、トヨタ車以外は使えないのでは?」と思われるかもしれませんが、その心配はありません。
TEEMOはトヨタ車・レクサス車に限らず、他メーカーのBEVやPHEVでも利用可能です。
具体的には、CHAdeMO(チャデモ)規格に対応している車両であれば、日産リーフやサクラ、輸入車のEVオーナーでもアプリをダウンロードして登録するだけで使えます。

ただし、後述する会員ランクによって使える機能に一部差があるため、その点は理解しておく必要があります。
メーカーの垣根を超えて、すべてのEVユーザーに開かれたサービスといえるでしょう。

TEEMOを利用する3つのメリットは?

EVオーナーにとって、TEEMOに乗り換える、あるいはサブとして登録しておくメリットは非常に大きいです。
ここでは特に注目すべき3つのポイントに絞って解説します。

月額基本料金が0円で維持費の無駄がない

一つ目のメリットは、コストパフォーマンスの良さです。維持費の固定費を削減できることは、家計にとって大きな助けになります。

例えば、毎月4,000円程度の定額プランに加入しているものの、実際には月に1回しか急速充電を使わなかった場合、1回あたりの充電コストは非常に割高になってしまいます。
TEEMOであれば、その1回分の充電料金(従量分)を支払うだけで済みます。

特に「お守り」として充電カードを持っておきたいライトユーザーにとって、これほど相性の良いサービスはありません。

事前予約機能で充電待ちのストレスが消える

二つ目のメリットは、TEEMO会員限定の機能である「充電器の予約(お取り置き)」ができる点です。
これがTEEMOの最も画期的な機能と言っても過言ではありません。

アプリ上で空いている充電器を見つけたら、その場で予約を入れることで、最大60分間その充電器を確保できます。
行楽シーズンの高速道路や混雑した商業施設で、「充電器が空いていると思って急いで行ったのに、直前で他の車に入られてしまった」という事態がなくなります。

確実に充電できる安心感は、EVでの遠出をより楽しいものに変えてくれるでしょう。

アプリ完結で検索から決済までスムーズ

三つ目のメリットは、専用アプリの使い勝手の良さです。
充電スポットの検索、満空情報の確認、充電器の操作(QRコード読み取り)、そして決済までがすべて一つのアプリで完結します。

従来の充電カードのように、物理的なカードを財布から出し入れする必要はありません(会員種別によってはカード発行も可能)。

スマートフォンの画面操作だけで給電を開始できるため、雨の日や夜間でもスムーズに操作が行えます。
また、利用履歴や料金もアプリですぐに確認できるため、家計管理も簡単です。

TEEMOの知っておくべきデメリット・注意点は?

メリットの多いTEEMOですが、利用を検討する際にはいくつかの注意点も理解しておく必要があります。
ご自身の状況に合うかどうか、以下の点を確認してください。

Lite会員は予約機能などが制限される

TEEMOには、機能をフルに使える「TEEMO会員」と、機能に制限のある「TEEMO Lite会員」の2種類があります。
先ほど紹介した「充電予約機能」は、TEEMO会員でなければ利用できないという点は特に注意が必要です。

TEEMO会員になるには、2025年10月9日以降に発売されたトヨタの新型BEV/PHEVを購入する必要があります。

それ以外のトヨタ車オーナーや、他メーカー車のオーナーは基本的に「Lite会員」となり、予約機能が使えません。

【関連記事】bZ4Xの燃費(電費)は良い?航続距離や充電時間、維持費を徹底解説!

急速充電の単価がプランにより異なる

もう一つの注意点は、充電単価の設定です。
基本料金が無料である分、1分あたりの充電単価は、月額有料の会員制サービスに比べて割高に設定されている場合があります。

頻繁に外出先で急速充電をおこなうヘビーユーザーの場合、トータルの支払額を計算すると、「思っていたより高くなってしまった」というケースも考えられます。

「基本料0円」という言葉だけでなく、自分が月に何分くらい急速充電を使うかをシミュレーションすることが大切です。

「TEEMO会員」と「Lite会員」の違いは?

TEEMOを使いこなす上で最も重要なのが、会員種別の違いを理解することです。

どちらの会員になるかによって、使える機能や料金体系が変わってきます。
ここではその違いを明確にします。

車両情報登録の有無で決まる会員ランク

会員ランクは、ユーザーが所有している車によって自動的に判定されます。

・TEEMO会員:対象のトヨタ製BEV・PHEV(新型bZ4Xなど)を購入・所有し、車両情報を登録した方。

・TEEMO Lite会員:上記以外のトヨタ車、または他メーカーのBEV・PHEVにお乗りの方。

つまり、最新のトヨタのEVに乗っているオーナーが対象となります。
しかし、Lite会員であっても入会金・基本料無料というベースの魅力は変わりません。

会員種別ごとの機能・料金比較表

それぞれの会員ができること、できないことを以下の表に整理しました。
ご自身がどちらに該当するか確認してみてください。

TEEMO会員 TEEMO Lite会員
対象者 対象の新型トヨタBEV・PHEV所有者 それ以外の全BEV・PHEV所有者
月額基本料金 0円 0円
充電予約(取り置き) 利用可能(60分間確保)
※充電可能時間は最大30分
利用不可
e-MobilityPower連携 可能(要カード発行) 不可(TEEMO充電器のみ)
充電カード発行 可能(有料) 不可
急速充電単価 会員優遇価格 標準価格

TEEMO会員は、全国のe-Mobility Powerネットワーク(高速道路のSA/PAやコンビニなどにある一般的な充電器)も利用できる点が大きな強みです。

一方、Lite会員は基本的にトヨタ・レクサス販売店などに設置された「TEEMO対応充電器」の利用がメインとなります。

TEEMOの具体的な使い方は?

実際にTEEMOを利用し始めるまでの流れと、充電時の操作方法を解説します。
手続きは非常にシンプルで、スマホ一つあればすぐに始められます。

アプリのインストールと会員登録の手順

まずはスマートフォンに「TEEMO」アプリをダウンロードします。
TEEMOアプリのダウンロードはこちらから
アプリを起動したら、TOYOTAアカウント(旧TOYOTA/LEXUS共通ID)でログインします。
アカウントをお持ちでない方は新規作成しましょう。

その後、クレジットカード情報と車両情報を入力すれば登録完了です。
審査などの待ち時間はなく、登録したその場からすぐに利用を開始できます。

充電スポットの検索と予約の操作方法

充電が必要になったら、アプリのマップを開きます。
現在地周辺や目的地付近のTEEMO対応充電スポットが表示されます。

アイコンの色などで「空き」「使用中」が一目で分かります。
TEEMO会員の方で予約を利用したい場合は、空いているスポットをタップし、「予約する」ボタンを押すだけです。

これで60分間、その充電器はあなたのために確保されます(充電可能時間は最大30分です)。
Lite会員の方は、予約ボタンは表示されませんが、空き状況を確認して現地に向かうことができます。

充電器での認証と支払いの流れ

充電スポットに到着したら、アプリの「充電する」メニューを開き、充電器本体に貼られているQRコードをカメラで読み取ります。

アプリ画面で接続確認ができたら、車の充電ポートにコネクタを差し込み、アプリ上の「充電開始」ボタンをスワイプします。
これで充電がスタートします。

終了したい時は、アプリで停止操作をおこなうか、設定した時間・充電量に達すれば自動で止まります。
料金は登録したクレジットカードから自動的に決済されるため、小銭や現金を用意する必要はありません。

まとめ

TEEMOは、EVオーナーが長年求めていた「使いたい時だけ払う」を実現した画期的なサービスです。

この記事の要点をまとめます。

・基本料金0円の従量課金制で、使わない月のコストをゼロにできる

・予約機能(TEEMO会員限定)により、充電待ちのイライラから解放される

・アプリ完結で、他メーカー車でも気軽に利用開始できる

「毎月の固定費を見直したい」「充電器確保の安心感が欲しい」という方は、まずはアプリをダウンロードし、無料の会員登録から始めてみてはいかがでしょうか。
あなたのEVライフがより自由で快適なものになるはずです。
トヨタの「TEEMO」について詳しくはこちら

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