RAV4の乗り心地は良い?街乗り・高速・家族目線で徹底チェック
RAV4の乗り心地は良い?街乗り・高速・家族目線で徹底チェック
RAV4
2025/10/30

力強いデザインと高い走行性能で人気のSUV、トヨタ「RAV4」。
街乗りから長距離ドライブ、キャンプやスキーなどのアウトドアまで幅広く活躍する一台です。

一方で、「見た目は好みだけど、乗り心地はどうなんだろう」「家族も快適に乗れるの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、実際の走行シーンやグレードごとの特徴を踏まえながら、RAV4の乗り心地を徹底的に解説します。
「日常の使い心地」を、街乗り・高速・家族目線でチェックしていきましょう。

RAV4の乗り心地を決める5つのポイント

RAV4の乗り心地は、次の5つの要素で大きく変わります。
それぞれの特徴を理解しておくと、購入時に自分に合ったグレードを選びやすくなります。

乗り心地を左右する要素 内容 影響の出やすいシーン
サスペンション 路面の凹凸をどれだけ吸収できるか 段差・悪路走行時
タイヤサイズ 大径タイヤはデザイン性重視、小径タイヤは燃費重視 街乗り・高速両方
駆動方式(E-Four/FF) 路面状況への安定性 雪道・雨天時
車体重量(ガソリン/HEV/PHEV) 車体重量による安定感 高速走行時
シート形状・素材 長時間座っても疲れにくいか 通勤・旅行など

とくに北海道のような積雪の多い地域では、E-Four(電気式4WD)搭載モデルの恩恵が大きいといえます。

街乗りでの乗り心地|低速域の安定感と後席の快適性

RAV4は、普段使いのシーンでも快適に走れるように設計されています。

ここでは、発進・停止時の挙動や段差の乗り越え方、後席の快適性など、日常の街乗りで感じる乗り心地を詳しく見ていきましょう。

発進・停止時の揺れやショックは少ない?

RAV4は発進・停止時の姿勢変化が穏やかで、SUVながら前後の揺れが少ない設計です。
特にハイブリッドモデルやプラグインハイブリッドモデルでは、モーター駆動によるスムーズな発進が特徴で信号の多い市街地でも快適。

停止時もブレーキ制御が滑らかで、車酔いをしやすい方でも安心して乗ることができます。

段差やマンホール通過時の衝撃吸収性

RAV4のサスペンションは「路面状況に左右されない安定感と疲れにくさ」を目標に開発され、段差を越える際の衝撃を上手に吸収します。
ただし、19インチタイヤを装着した「Z」や「Adventure」、「G“Z package”」などは、やや硬めの印象を受けることがあるかもしれません。

街乗り中心なら、17~18インチのタイヤを装着する「G」または「X」グレードが、バランスがよくおすすめです。

後部座席の乗り心地と静粛性(家族目線)

後席の足元は広く、リクライニング機能も備わっているため、長時間でも疲れにくい設計となっています。
路面の継ぎ目を越えるときの揺れが穏やかな点が魅力的です。

静粛性も高く、特にプラグインハイブリッドモデルは基本的にモーターで走行するため、車内での会話も弾みます。
家族で過ごす車内空間としても快適性が高いといえるでしょう。
RAV4の車内空間は本当に広い?広さを徹底解説して疑問を解消します! | 帯広・十勝でトヨタ車のことなら「トヨタモビリティ帯広」【公式】

高速道路や長距離ドライブでの乗り心地|安定性と疲れにくさ

高速道路では、安定感や静粛性、そして長時間運転した際の疲れにくさが重要になります。

RAV4はその点でも高い性能を誇り、アウトドアや旅行など長距離移動が多いユーザーにも安心して選ばれています。

直進安定性と横風への強さ

RAV4はボディ剛性が高く、高速走行時でもハンドルのブレが少ないのが特徴です。
背の高いSUVながら横風への耐性が強く、安定した直進性能を発揮します。

北海道のような広い道を長時間走る環境でも、車線維持がしやすく安心感があります。

長時間走行時の疲労感とシートサポート性

しっかりとした造りのシートながら、腰や太ももをしっかり支える形状。
ドライバーだけでなく、同乗者も姿勢が保ちやすく、長距離移動時の疲れを軽減します。
上級グレードではスポーティフロントシートが標準装備され、より体にフィットしやすいシート設計となっています。

また、「X」を除く全グレードで合成皮革シートを採用しており、しっとりとした座り心地と高級感を兼ね備えています。

エンジン音・風切り音・タイヤノイズの静粛性

RAV4はエンジンルームや床下に吸音材が配置され、風切り音やロードノイズが抑えられています。
特にHEVやPHEVは、モーター走行時の静けさが際立ち、走りの力強さと快適性を両立。

長距離移動でも会話や音楽を邪魔せず、リラックスした時間を過ごせます。

E-Four(電気式4WD)とサスペンションの違いが乗り心地に与える影響

E-Fourは、前輪駆動を基本に、後輪をモーターで駆動させる電気式4WD。
必要なときに自動で後輪にトルクを配分し、滑りやすい路面でも安定して走行できます。

雪道や雨天時に発進・加速しても、不要な空転が少なくスムーズ。
結果としてドライバーだけでなく、同乗者にも「揺れの少ない快適さ」を感じさせてくれます。

また、サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがダブルウィッシュボーン式を採用。
前後のバランスが良く、SUVながらコーナリング時の安定感にも優れています。
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荷物を積んだとき・アウトドア走行時の乗り心地

キャンプ道具やスキー用品などを積んだ状態でも、サスペンションの沈み込みが穏やかで安定感があります。

また、オフロード走行モードを備えたグレードでは、ぬかるみや砂地での走破性も確保。
悪路での衝撃も吸収し、長時間のアウトドア移動でも安心してドライブを楽しめます。

試乗時にチェックしたい「乗り心地チェックリスト」

試乗では見た目や加速感に注目しがちですが、以下のポイントを確認すると実際の乗り心地がイメージしやすくなります。

チェック項目 確認ポイント
発進・停止時の揺れ ブレーキを踏んだ際に前後に揺れないか
段差通過時の感触 マンホール・スピードバンプでの衝撃の伝わり方
後席の快適性 家族が後席に座っても会話しやすいか、揺れが少ないか
高速走行時の安定性 直進時や車線変更時にふらつかないか
エンジン音・風切り音 加速時のエンジン音の大きさや、高速走行時のロードノイズ
シートのサポート感 腰や背中の支えが十分かどうか

以上を踏まえて実際にご家族と一緒に試乗し、助手席・後席の印象を共有するとより判断しやすくなります。

RAV4はこんな人におすすめ/おすすめしない

以下に、RAV4をおすすめする人と、おすすめしない人の特徴をまとめました。

 

おすすめしたい人 理由
安定感のある走りを求める方 高速や雪道でも安心できる、ボディ剛性とE-Fourの制御性能
アウトドアや長距離ドライブが多い方 荷物を積んでも安定し、悪路にも対応可能
家族全員の快適さを重視したい方 後席の広さ・静粛性・装備が充実
おすすめしない人 理由
柔らかい乗り味を重視する方 タイヤサイズによってはやや硬めに感じる場合も
コンパクトで軽快な車を求める方 車体サイズが大きく、取り回しに慣れが必要

まとめ

RAV4の乗り心地は「硬い」というよりも、「しっかりとした安定感」が特徴です。
街乗りでは静かでスムーズ、高速走行や長距離でも疲れにくく、ファミリー層にも満足度の高い一台となっています。

E-Four搭載モデルなら、北海道の冬道でも安心して走行できる安定感が魅力です。

試乗で実際の乗り心地も体験しつつ、ご家族のいる方は後席の印象などを共有して、後悔のない車選びをしましょう!

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