クラウンエステートの特徴を徹底解説!サイズや価格、内装の魅力を紹介
クラウンエステートの特徴を徹底解説!サイズや価格、内装の魅力を紹介
クラウンエステート
2025/12/18
目次
  1. クラウンエステートとは?ワゴンとSUVが融合した新しいスタイル
  2. クラウンエステートの外装(エクステリア)の特徴
  3. クラウンエステートの内装(インテリア)の魅力
  4. クラウンエステートのボディサイズをライバルと比較
  5. クラウンエステートのパワートレインと走行性能
  6. クラウンエステートの燃費性能は?
  7. クラウンエステートの先進安全性能
  8. クラウンエステートのグレードと価格
  9. クラウンエステートはどんな人におすすめ?
  10. まとめ

トヨタの伝統あるブランド「クラウン」から、全く新しいスタイルのSUV「クラウンエステート」が登場しました。

洗練されたデザインと優れた機能性を両立させたこのモデルは、多くの方の注目を集めています。

この記事では、クラウンエステートが持つ特徴について、デザイン、サイズ、内装、性能、価格など、あらゆる角度から詳しく解説していきます。
購入を検討されている方はもちろん、新しい時代のクラウンに興味がある方もぜひご覧ください。

クラウンエステートとは?ワゴンとSUVが融合した新しいスタイル

クラウンエステートは、伝統的なセダンのイメージを刷新した新しいクラウンシリーズの4番目のモデルとして登場しました。

ワゴンの使い勝手の良さと、SUVの力強い走りを融合させた、全く新しいコンセプトの車両です。

クラウンシリーズ4番目のモデルとしての位置づけ

現在のクラウンシリーズは、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」という4つの異なるボディタイプで展開されています。

クラウンエステートは、そのシリーズの最後を飾るモデルとして発売されました。
それぞれが個性的な魅力を持つ中で、エステートは特にアクティブなライフスタイルを送るユーザーをターゲットに、機能性と快適性を追求したモデルとなっています。
【関連記事】新型クラウンスポーツの魅力徹底解剖!デザイン・性能・価格まで全て解説

アクティブな大人のための機能性と品格の両立

クラウンエステートは、「大人のアクティブキャビン」をコンセプトに開発されました。
その言葉通り、広々とした室内空間と大容量のラゲージスペースは、キャンプやゴルフといった趣味の道具をたくさん積むのに最適です。

しかし、ただ機能的なだけではなく、クラウンブランドにふさわしい上質さや品格も兼ね備えています。

日常のドライブから特別なレジャーまで、あらゆるシーンで満足感の高い体験を提供してくれる一台です。

クラウンエステートの外装(エクステリア)の特徴

クラウンエステートのデザインは、頼もしさと洗練さを高い次元で両立させています。

一目でクラウンとわかる先進的なデザインは、所有する喜びを感じさせてくれるでしょう。

ハンマーヘッドデザインが印象的なフロントフェイス

フロントマスクには、近年のトヨタ車に共通する「ハンマーヘッドデザイン」が採用されています。

水平基調のデイライトランプと、バンパーと一体化したボディ同色のグリルが、シャープで先進的な表情を生み出しています。
メッキ加飾を抑えたシンプルな造形は、デザインへの自信の表れと言えるでしょう。

伸びやかでダイナミックなサイドビュー

サイドから見ると、車両の前後を貫くシャープなショルダーラインと、後方に向かって伸びやかに続くルーフラインが特徴的です。

21インチの大径タイヤと力強く張り出したリアフェンダーが、SUVらしい力強さと安定感を強調しています。

洗練されたボディカラーのバリエーション

ボディカラーは、モノトーン5色とバイトーン5色の合計10色が設定されています。

定番のプレシャスホワイトパールやブラックに加え、上品な「プレシャスブロンズ」や、特別感あふれるバイトーンカラーなど、多彩なラインナップから好みに合わせて選ぶことができます。

モノトーンカラー バイトーンカラー
プレシャスホワイトパール ブラック×プレシャスホワイトパール
マッシブグレー ブラック×マッシブグレー
ブラック ブラック×エモーショナルレッドⅢ
エモーショナルレッドⅢ ブラック×プレシャスブロンズ
プレシャスブロンズ プレシャスメタル×マッシブグレー(PHEV専用)

■マッシブグレーとブラック以外のボディカラーはメーカーオプション設定となっています。

クラウンエステートの内装(インテリア)の魅力

クラウンエステートの室内は、ただ広いだけでなく、乗る人すべてが快適に過ごせるように細部までこだわり抜いて作られています。

大人がゆったりと過ごせる上質な室内空間

インテリアは、運転席と助手席を区切るようにデザインされた「アイランドアーキテクチャー」が採用されています。
これにより、ドライバーは運転に集中でき、乗員はリラックスして過ごせる空間が生まれます。

後席の足元空間も広々としており、大人が足を組んでも余裕があるほどです。

全高がクラウンシリーズで最も高いため、頭上にも十分なゆとりがあります。

長尺物も積載可能な広大なラゲージスペース

クラウンエステートの最大の特徴とも言えるのが、広大なラゲージスペースです。

通常時でも570L※というクラウンシリーズ最大の容量を誇ります。

さらに、後席を倒すと段差のない完全なフルフラットスペースが出現し、荷室長は約2m※にも達します。
これにより、サーフボードのような長尺物や、車中泊用のマットなども積むことが可能です。

※数値は社内測定値。

直感的な操作が可能な先進のコックピット

運転席には、12.3インチの大型ディスプレイが水平に配置され、視線移動を最小限に抑えながら必要な情報を瞬時に確認できます。
ステアリングスイッチやパドルシフトも装備されており、運転を楽しみながら直感的な操作が可能です。

また、音声認識でエアコンやナビの操作ができる機能も用意されており、快適でスマートなドライブをサポートします。

クラウンエステートのボディサイズをライバルと比較

大柄に見えるクラウンエステートですが、実際のサイズはどうなのでしょうか。
他のクラウンシリーズや、同じくトヨタのハリアーと比較してみましょう。

クラウンシリーズ4車種のサイズを比較

クラウンエステートは、シリーズの中で最も全高が高いのが特徴です。
全長はクロスオーバーと、全幅はスポーツと同じ寸法になっています。

エステート クロスオーバー スポーツ セダン
全長 4,930mm 4,930mm 4,720mm 5,030mm
全幅 1,880mm※1 1,840mm 1,880mm※2 1,890mm
全高 1,625mm 1,540mm プラグインハイブリッド車:1,570mm

ハイブリッド車: 1,565mm

パノラマルーフ無車:1,475mm

パノラマルーフ付車:1,480mm

※1.プラグインハイブリッド車の場合、充電ポート(充電リッド)を全開にした状態の最大値は2,130mmとなります(社内測定値)。
※2.プラグインハイブリッド車の場合、充電ポート(充電リッド)を全開にした状態の最大値は2,155mmとなります(社内測定値)。

ハリアーとサイズを比較

同じくSUVカテゴリーに分類されるハリアーと比較すると、エステートは全長が長く、堂々としたサイズ感であることがわかります。

一方で、後輪操舵システム「DRS」の採用により、最小回転半径は5.5mと、ボディサイズの大きさを感じさせない優れた小回り性能を実現しています。

クラウンエステート ハリアー
全長 4,930mm 4,740mm
全幅 1,880mm※1 1,855mm※2
全高 1,625mm 1,660mm
最小回転半径 5.5m 5.5m/5.7m

※1. プラグインハイブリッド車の場合、充電ポート(充電リッド)を全開にした状態の最大値は2,130mmとなります(社内測定値)。
※2. プラグインハイブリッド車の場合、充電ポート(充電リッド)を全開にした状態の最大値は2,075mmとなります(社内測定値)。

クラウンエステートのパワートレインと走行性能

クラウンエステートには、ハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類のパワートレインが設定されており、どちらも余裕のある力強い走りを提供します。

力強い走りを実現する2.5Lハイブリッドシステム

ハイブリッドモデルには、2.5Lエンジンと高出力モーターを組み合わせたシステムが搭載されています。
システム最高出力は243PSを発揮し、多くの荷物を積んだ状態でもストレスのないスムーズな加速を実現。

静粛性も非常に高く、車内で心地よい時間を過ごすことができます。

日常のほとんどをEV走行でカバーできるPHEV

PHEVモデルは、システム最高出力306PSを誇る、よりパワフルな仕様です。

大容量のバッテリーを搭載し、満充電の状態で89km(WLTCモード)のEV走行が可能です。
日常的な買い物や通勤であれば、ほとんどガソリンを使わずに電気自動車として走行できるため、経済性にも優れています。

また、災害時には非常用電源としても活用できます。

あらゆる路面で安定した走りを提供するE-Four

駆動方式は、全車に電気式4WDシステム「E-Four」が採用されています。
発進時や滑りやすい路面では瞬時に4輪に駆動力を配分し、安定した走行をサポートします。

一方、通常の走行時は前輪駆動(2WD)に近い状態で走行することで、燃費の向上にも貢献します。

クラウンエステートの燃費性能は?

大柄なボディを持つクラウンエステートですが、最新のハイブリッドシステムにより優れた燃費性能を実現しています。

グレード パワートレイン 燃費(WLTCモード)
ESTATE Z 2.5Lハイブリッド 20.3km/L
ESTATE RS 2.5Lプラグインハイブリッド 20.0km/L

■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。■WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。

ハイブリッド(HEV)モデルのカタログ燃費

ハイブリッドモデル(ESTATE Z)の燃費は、WLTCモードで20.3km/Lです。
車両重量やサイズを考えると、非常に優れた数値と言えるでしょう。

プラグインハイブリッド(PHEV)モデルのカタログ燃費

PHEVモデル(ESTATE RS)のハイブリッド走行時の燃費は、WLTCモードで20.0km/Lです。
EV走行を積極的に活用することで、ガソリン代を大幅に節約することが可能です。

クラウンエステートの先進安全性能

大切な家族や友人を乗せる機会が多い車だからこそ、安全性能は妥協できません。
クラウンエステートには、トヨタの最新安全技術が惜しみなく投入されています。

最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」

ミリ波レーダーと単眼カメラを用いた予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備されています。
衝突被害軽減ブレーキはもちろん、歩行者や自転車、交差点での出会い頭の事故リスクを検知し、ドライバーに警告や運転操作のサポートを行います。

安心して運転できる高度運転支援技術「トヨタチームメイト」

高速道路での渋滞時など、一定の条件下で手放し運転を可能にする「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」や、スマートフォンの操作で駐車を支援する「アドバンストパーク(リモート機能付)」など、先進の運転支援技術「トヨタチームメイト」が搭載されています。

これにより、長距離運転や駐車時のドライバーの負担を大幅に軽減します。

クラウンエステートのグレードと価格

クラウンエステートのグレードは、ハイブリッドの「ESTATE Z」と、プラグインハイブリッドの「ESTATE RS」の2種類です。

グレード構成とそれぞれの特徴

「ESTATE Z」は、充実した装備と優れた燃費性能を両立したベースグレードです。

「ESTATE RS」は、よりパワフルなPHEVシステムを搭載し、専用の内装色やレッドのブレーキキャリパーなど、スポーティな内外装が特徴の最上級グレードとなります。

各グレードの車両本体価格

各グレードの車両本体価格(税込)は以下のページをご確認ください。
クラウン(エステート)

クラウンエステートはどんな人におすすめ?

数々の魅力を持つクラウンエステートですが、特に以下のような方に最適な一台と言えるでしょう。

趣味やレジャーをアクティブに楽しみたい人

広大なラゲージスペースと力強い走りを両立したクラウンエステートは、アウトドアやスポーツなどの趣味を持つ方に最適です。

多くの荷物を積んで、遠方へも快適に移動できるため、休日の楽しみ方がさらに広がるでしょう。

上質な乗り心地と、広い室内空間を求めるファミリー

後席を含めたすべての席で快適に過ごせる室内空間と、滑らかな乗り心地は、ファミリーカーとしても非常に高い資質を持っています。

静粛性も高いため、長時間の移動でも家族との会話を楽しみながら快適に過ごせます。

他とは違う個性的な高級SUVに乗りたい人

ワゴンとSUVを融合させたユニークなスタイリングは、他のどの車にも似ていません。

伝統あるクラウンブランドの安心感と、個性的で先進的なデザインを両立させたいと考える方にとって、クラウンエステートは魅力的な選択肢となるはずです。

まとめ

クラウンエステートは、クラウンの伝統を受け継ぎながら、現代の多様なライフスタイルに応えるために生まれた、全く新しいコンセプトの車です。

上質なデザイン、広くて使い勝手の良い室内空間、快適で力強い走り、そして最新の安全性能。
そのすべてが高いレベルで融合されています。

アクティブな趣味を持つ方から、上質なファミリーカーを求める方まで、多くの人々の期待に応える一台と言えるでしょう。

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