カローラツーリングの車内空間の広さを徹底解説!収納力や快適性はどう?
カローラツーリングワゴン
2025/07/10

カローラツーリングは、トヨタが展開するカローラシリーズのステーションワゴンモデルです。
ワゴンボディならではの広い荷室と、5人が快適に乗れる居住性を両立させた実用車として高い人気を誇っています。

同じくカローラシリーズより、カローラクロスの車内空間についてこちらで解説しています。
カローラクロスの車内は本当に広い?

この記事では、カローラツーリングの車内空間の広さについて、室内寸法から荷室容量、シートアレンジまで徹底解説します。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

カローラツーリングの室内空間基本データ

ステーションワゴンの魅力は何といっても室内空間の広さです。
カローラツーリングはコンパクトなボディサイズながら、十分な室内空間を確保しています。
まずは数値を見て基本データを確認しましょう。

室内寸法から見る空間の広さ

カローラツーリングの室内寸法※は、全長1,953mm、全幅1,464mm、全高655mmとなっています。
ワゴンらしいゆったりとした、5人乗車時でも十分なスペースを確保しています。

特筆すべきは、薄型でワイド化したインパネの採用により、視界の良さと開放感のある室内空間を実現している点です。
整然としたダッシュボードのレイアウトと相まって、圧迫感のない前方の視界を確保しています。

※数値はトヨタ自動車(株)測定値です。

ボディサイズとの比較

カローラツーリングのボディサイズは全長4,495mm、全幅1,745mm、全高1,460mmです。
同じカローラシリーズのセダンと比較すると、全長と全幅は同じですが、全高が若干高くなっています。
しかし、重心が低く見えるようなデザインにより、よりスタイリッシュなプロポーションを実現しています。

前席・後席の居住性はどうか?

カローラツーリングの用途の多くは通勤や買い物、家族でのお出かけなどが多いでしょう。
実用性を考えると、前席・後席の居住性は特に気になるポイントです。
それぞれの座席はどれくらいの快適さを確保しているのでしょうか。

前席の空間と装備

前席はドライバーと助手席ともに十分なヘッドクリアランスが確保されており、身長の高い方でも窮屈さを感じにくい設計になっています。
座席は適度な硬さとホールド感があり、長距離ドライブでも疲れにくいシートとなっています。

運転席周りは操作しやすいレイアウトで、最上位グレードの「W×B」では合成皮革とレザテックのコンビネーションシートが採用され、上質でスポーティな雰囲気を醸し出しています。

後部座席の広さと快適性

後部座席は車高が低めの設計のため、ややヘッドクリアランスに制限がありますが、足元はつま先がシートの下に入るスペースがあるため、予想以上に快適に過ごせます。

また、リアセンターアームレストにカップホルダー2個が装備されており、後席の快適性を高めています。

荷室の広さと使い勝手

広い車内空間を誇るステーションワゴンですが、その真価を発揮するのは荷室スペースです。
カローラツーリングの積載能力はどれほどなのでしょうか。
日常使いから旅行まで、幅広いシーンでの使い勝手について見ていきます。

荷室容量とその実用性

カローラツーリングの最大の魅力は、その広々とした荷室スペースにあります。
通常時(5人乗車時)の荷室容量は392L※1、後部座席を倒すと最大802L※1まで拡大します。
この広さは、大人5人が座っても、9.5インチのゴルフバッグを4個積載※2できるほどの十分なスペースです。

※1. VDA法による社内測定値。スペアタイヤまたはアクセサリーコンセント装着車、E-Four車は荷室容量が異なります。
※2. 9.5インチゴルフバッグ。ゴルフバッグのサイズや形状によっては収納できない場合があります。詳しくは販売店にてご確認ください。リバーシブルデッキボード下段時の場合のみ。リバーシブルデッキボード(一段式)の場合、3個となります。

多彩なシートアレンジ

カローラツーリングには、6:4分割可倒式のリアシートを採用しており、荷物の大きさや人数に合わせて柔軟なシートアレンジが可能です。
特筆すべきは、ラゲージルーム両端に設置されたレバーでリアシートを簡単に倒せる機能で、大きな荷物の積み込み時に非常に便利です。

「6:4分割モード」では長尺物を積みながら後部座席に人も乗せることができ、「フラットモード」では後部座席をすべて倒して大空間を作り出すことができます。
さらに二段式のリバーシブルデッキボード※を採用しており、裏面が樹脂製になっているため濡れた荷物も気にせず積載できます。

※E-Four車と、スペアタイヤまたはアクセサリーコンセントを装着した2WD車は、リバーシブルデッキボード(一段式)となります。

グレード別の内装の質感

カローラツーリングには複数のグレードがあり、それぞれ内装の質感や装備に違いがあります。どのグレードがあなたの好みやニーズに合うのか、比較してみましょう。

エントリーグレードから上級グレードまで

カローラツーリングには「X」「G」「W×B」の3つの主要グレードがあり、内装の質感もグレードによって異なります。

エントリーグレードの「X」

シンプルで機能的なブラック基調の内装です。
シートはブラックファブリック製で、装備はシンプルながらも必要十分。

中間グレードの「G」

「X」と基本デザインは同じですが、シートは上級ノーマルシートを採用。
センタークラスターなどにシルバーやサテンメッキ加飾が追加され、より華やかな印象です。

最上位グレード「W×B」

内装カラーは標準装備のブラックとメーカーオプションのホワイトから選択可能です。
合成皮革とレザテックを組み合わせたスポーティシートを採用し、インパネなどはスモークシルバーの加飾で質感の高さを表現しています。

上質感を感じさせる内装設計

カローラツーリングの内装は、先代モデルから大きく進化し、かつてのカローラからは想像できない上質感を実現しています。
ステッチ入りの表皮が貼られたインパネや加飾を上手くアレンジしたコンソール、しっかりした造りのシートなど、細部にまでこだわった設計が特徴です。

収納スペースの充実度

快適なドライブには適切な収納スペースが欠かせません。
カローラツーリングには、ドライバーや同乗者の利便性を高める様々な収納スペースが用意されています。

便利な収納ポケット類

カローラツーリングには様々な収納スペースが用意されています。

フロント

フロントコンソールトレイ、カップホルダー(2個)、センターコンソールボックス、グローブボックスなど

リヤ

リアセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)、ドアポケット(ボトルホルダー付き)

「W×B」「G」グレードには助手席シートバックポケットも装備

特にセンターコンソールボックス内には充電用USB端子が装備されており、グレードによって1個から3個まで用意されています。

まとめ

カローラツーリングの車内空間は、ステーションワゴンらしい十分な広さと使い勝手を備えています。
特に荷室の使いやすさは特筆すべきで、通常時で392L※、最大802L※という容量は日常使いから旅行まで幅広いシーンで活躍します。

※VDA法による社内測定値。スペアタイヤまたはアクセサリーコンセント装着車、E-Four車は荷室容量が異なります。

試乗で実際の乗り心地や使い勝手をチェックしてから、ご自身のライフスタイルに合った選択をされることをおすすめします。

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